中日の社説がいい

 中日新聞の今日の社説「人びとの声が政治を変える-反原発抗議行動-」がいい。なぜいいか。政治の主役は政治家でなく、一人ひとりの国民だという。しかもその根拠を憲法前文から柱だてしている。
 私は原発を止める力は国民の力と権力者の力とのベクトルによると考える。それが平和的デモによる国民一人ひとりの自己主張の広がりにかかっている。いったん動き出した流れは、国民の間での広がりに確信を深め、さらに膨張し大きな大河となって押しとどめることができないようになる。これが政治力学における発展法則だ。